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新型コロナウィルス(COVID-19)ワクチンについて

新型コロナウィルスワクチンの一般の患者さんへの接種が開始となるのは5月以降の見込みです

2021年3月3日(水)

新型コロナウィスル(COVID-19)のワクチン接種についてのご案内の続報になります。

先日もお伝えした通り、当院も同ワクチンの接種の連携施設として申請中であり、当院でも接種が可能になる予定です。ただし、まだ医療従事者用のワクチンも届いていない状況で、今後の詳細は全く未定です。

当初医療従事者用に関しては3月中旬には接種できる予定でしたが、これは遅れることがほぼ確実視されております。

また一般の高齢者や、通院患者さんの接種に関しても、4月12日から開始されるという旨の報道がありましたが、少なくとも県内においては4月中に接種できるのはごく一部の方のみで、大半は5月以降になる見込みです。詳細が判明しましたら、また当院のウェブサイト、ならびに院内掲示にてご案内いたしますので、今しばらくお待ちください。

また、新しいワクチンですので、様々な報道が今後なされると思います。極端な話、「ワクチンを接種したら次の日に死亡した人がいる」という報道もなされるかもしれません。ですが、現在の日本ではコロナと関係なく、年間で137万人が死亡しており、毎日3750人が亡くなっている計算です。仮に1日で日本人全員にワクチンを接種すれば、ワクチンを接種した翌日までに死亡する方は3750人いらっしゃるということですが、これはワクチンとは何の関係もありません。ワクチンとは何の関係もなく死亡された方も、あたかもワクチンが原因であるような報道がなされる可能性を危惧しています。

これまで海外も含めると何万、何十万という方が新型コロナウィルスのワクチン接種をうけておりますが、受けていない方と比べて死亡数が増えたという報告は一つもありません。糖尿病のような持病のある方はコロナウィルス感染が重症化しやすいことが報告されており、ワクチン接種はぜひとも皆さんに受けて頂きたいと思います。

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