おやつについて

オススメのおやつ

 糖尿病があるからといって、甘いものを一切食べないようにするのは難しいですし、辛いですよね。でもだからといって頻繁に甘いものを食べていれば、血糖が良くならず、健康を害してしまう恐れがあります。そこで血糖をあまり上げずに食べられるおやつをうまく活用して、ストレスのない食事療法を行いましょう。
 

かき氷

 夏の暑い季節にはぴったりのおやつです。ただし、普通のシロップをかけていては血糖を上げてしまいます。そこでシロップの代わりにパルスイートやラカントなどのカロリーの無い甘味料をかけましょう。粉タイプのものは合いませんので、シロップ状の製品を使いましょう。これなら血糖を上げることはありませんので、遠慮せずに食べることができます。味が無いの気になる方は、少量のシロップをかけても良いと思いますが、かけすぎには要注意です。
 可能ならば味付けにエッセンスを使うと、ほぼノンカロリーで様々な味のかき氷を楽しむことができます。イチゴエッセンス、メロンエッセンスなどが市販されていますが、普通のスーパーでは売ってないことも多く、インターネットで購入する必要があるかもしれません。

ゼロカロリーゼリー

 
 最近は普通のゼリーやこんにゃくゼリー、寒天ゼリーなどで、ゼロカロリーのものも多く市販されています。スーパーだけではなくコンビニでもよく見かけるようになりました。大きくて食べ応えのあるものも多いですし、血糖を上げませんから、遠慮なく安心して食べられます。

 

野菜スティック

 
 間食は甘いものである必要はありません。たまにはキュウリやニンジン、ダイコンなどの野菜スティックも試してみましょう。口寂しくなってつい食べてしまう方にはお勧めです。野菜の自然な甘みも楽しめるようになると、砂糖の多い生活からからの脱却できるでしょう。

こんにゃくチップス

 市販のお菓子の中にも低糖質のもの(ロカボと表記されるもの)が販売されるようになりました。ロカボ商品の中には糖質は少ないですが、その分脂質を多くしている物もあり、食べすぎはカロリーの過剰摂取になるため注意が必要です。こんにゃくチップスはロカボ商品の中でもカロリーもそれほど高くなく、味もよいのでスナック菓子の代わりにとるのもお勧めです。

糖質オフのアイスケーキなど

 最近や低カロリーで砂糖を使わないケーキやアイスなども次々開発されています。お菓子の原料でもある小麦粉や砂糖の代わりに、大豆粉や食物繊維、マルチトール(還元麦芽糖)、ノンカロリー甘味料などを使用したお菓子です。味も普通のお菓子とほとんど変わらなく、おいしいお菓子も多いです。まだまだスーパーなどでは見かけませんが、インターネット通販では多く見つけることができます。
 注意点として、製品によっては糖質オフを謳っていても、普通に砂糖を使っていたり、小麦粉などの糖質が多くて血糖を上げてしまうものも多いことです。事前にしっかりと成分表を確認してから食べるようにしましょう。食べても良いのか自信がない場合は、主治医や担当の栄養士に相談してみて下さい。また糖質が少ないからといってカロリーが無いわけではありませんから、いくら食べても良いというものではありません。上記のゼロカロリーの食品とうまく組み合わせて、適度な頻度で食べるように気をつけましょう。
 
 
 

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